Tama’s ゴスペラー日記

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zoom RSS キリストと歩む生涯の足跡

<<   作成日時 : 2010/08/24 01:50   >>

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 この前の日曜日(8月22日)の午後、我が教会ではミニバザーと昼食会の後、信徒会が行われました。
 信徒会とは、キリストの体である教会の構成員である「教会員同志がお互いにもっと知り合おう」ということから始めた催しです。
 特に最近洗礼を受けた人も増え、新しい人と古い人がなかなか話す機会も少ないのです。また古参の信徒同志であっても、ミニストリーや奉仕の係りが一緒でないと挨拶を交わす程度で次の週まで過ぎてしまうということも・・・。

 今回の信徒会は、牧師婦人でいらっしゃる佐布とし子先生の証し(体験談)がメイン。

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 先生は今年の3月、自宅の風呂場で転倒し大腿骨骨折という大怪我をされました。現在84歳。その年齢で大腿骨骨折とは若年層のそれとはわけが違い、ひとつ間違えば寝たきりになってしまうような重大事です。
 しかし主の愛と恵みに満たされ続けておられるがゆえに、写真でわかると思いますが、若々しさを保っておられ、医者も驚くほどの早い回復振りで、受傷から3ヵ月半で退院。
 その間の夫君・佐布先生の献身的な看病も大きかったと思います。毎日自転車でお見舞いに訪れ励まし、祈り、リハビリを手伝われたそうです。
 
 先生ご夫妻は教会の4Fの牧師館に住んでおられますが、ウチの教会にはエレベーターがありません。階段で上り下りするしかないのです。
 我々信徒は近くにバリアフリーのマンションを借りるとか、対応を考えたんですが、 「リハビリで必ず治す」と宣言されて、杖を突きながらですが見事に自力で階段を上り下りされていることに驚きを禁じえません。

 その怪我の体験も含めた先生の生涯の証しは、心の深いところからじわじわ湧き上がってくるような感動がありました。

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 7人兄弟の3番目として生まれた先生は、大学でキリスト教に感化されていたお兄さんから女学校時代に初めてキリストの教えを聞きました。
 とてもエキゾチックな顔立ちで美しかった先生は、流行のおしゃれやメイクをして男性の憧れの的だったようです 
 でもイエス・キリストが自分の救い主だと信じてから、そんな世の中の価値観はどうでもいいものに一変してしまいました。女学校卒業後は小学校の補助教員として働いていましたが、戦争から帰ってきた若い先生たちがたくさん口説いてきてうっとうしいのですっぱり辞め(カッコイイ)、生まれ故郷の大阪から旧知の牧師がおられる神奈川に移り、教会に住み込みながら教会の幼稚園の手伝いをするようになったそうです。

 その後アッセンブリー教団が設立され、教団の神学校・中央聖書学校が設立されると同時に入学。栄えある一期生となられました。
 卒業後は武蔵野教会を開拓。経験を生かし、教会で幼稚園を始めたところ当時のベビーブームもあって大盛況。
 「月謝を頂きながら福音を子供たちに伝えられるなんて、こんな素敵な仕事はない
 そう思ったそうです。
 ある時、町で評判の悪ガキが入園してきたそうです。医者の息子でわがまま放題 この子にどんな話をしても一向に言うこと聞かないし、悪態はつくしで手を焼いていたそうですが、ある日そっぽを向いてばかりだったこの子と先生の目がぱっと合った。そしてすかさず先生は聖書の話を語って聞かせたらこの子の様子が一変。すっかりいい子になってしまったんですね−
 それからこの子のお父さんである開業医は、自分の手に負えない子供の患者が来ると、

「ここでは治らないけど、あの教会に行ったら治る」

 と真面目に言ったそうです。だから特別な伝道をしなくても人で教会があふれた・・・と。

 教会が祝福され活気にあふれた頃、若き後輩のまったく未知数の伝道者・佐布先生に見初められ結婚。当時は、美しく有能でバリバリの伝道者であったとし子先生が年下の若い奴と結婚するなんて周囲が許さず、相当反対と言うかやっかみがあった(笑)みたいですが、佐布先生がアメリカの神学校へ留学することが決まると、すっぱりと武蔵野教会を引き継いで夫を支えることに専念したのです。
 まだ日本人の海外渡航が自由化される数年前の話です。
 お金も知り合いもない中、ただ教団の推薦と信仰しかない中での移住ですから、今と比べ物にならない大きな決断だったと思います。

 帰国後に赴任したのがこの中央福音教会。1965年9月12日。今から45年前
 それ以来ずっとこの教会の牧師・副牧師として主に仕え、教会員のために仕え続け、同時にとし子先生は中央聖書学校の教授、佐布先生は教団の理事、理事長を長きに渡って務め更に中央聖書学校の教授・校長、超教派の働きである日本福音同盟の理事までやっておられました。
 私は色々な教団・教会の話を見聞きさせていただきますが、このように教会にずっと軸足を置きながら日本の福音伝道のために尽力された先生方を他に知りません。

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 とし子先生はまた書画の才能にも長け、特にその書は特筆すべきものがあります。
 私たち教会員の誕生日には、その年のテーマ聖句を毛筆で書いた栞をプレゼントしてくださいますし、教会の玄関に立てかける看板の説教題もとし子先生の筆で書かれます。
 しかしこの日の信徒会で初披露された聖書の写本にはびっくりです

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 また佐布先生がこの教会に就任以来毎週欠かさず、週報にメッセージの要約を寄稿されておられるのですが、そのメッセージ箇所の聖句も・・・

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 その素晴らしさもさることながら、そこまで先生を突き動かす原動力があることに驚きを禁じえません。
 キリストの福音とは、人生を賭ける価値があるものなんだ。

 おふたりの生涯を垣間見させていただくと、そのことをひしひしと感じさせられます。
 主がお二人をそれぞれ召して下さって、その結果多くの人が福音を聞きました。そしてその人の人生にキリストの愛が流れ込み、無目的な人生から、ゴールが明確に示された喜びの人生に変えられました。
 私もその一人です。

 若かりし頃のお二人のアルバムも拝見させていただいたんですが、生き生きと希望に満ち溢れた表情の写真がそこにはありました。

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 それはなんだか今の私自身のようでもあり、私より若いゴスペラーの兄弟姉妹のようでもありました。
 先生方も20代、30代、40代、とキリストに満たされ、キリストに燃やされ、キリストに仕えてこられたその延長線上にこんなに生き生きと喜びに満ちた70代、80代があるんだなぁ・・・と。
 私もこういう年の取り方をしたい。心からそう思いました。

 深い。

 重い。

 偉大なる信仰の先輩方に出会わされ、日々養われてる恵みに胸がいっぱいの信徒会でした。

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