Tama’s ゴスペラー日記

アクセスカウンタ

zoom RSS NY最終夜 痛みと傷から解放

<<   作成日時 : 2009/10/27 00:34   >>

ナイス ブログ気持玉 5 / トラックバック 1 / コメント 1

 前のブログからの続編です。
 思いがけないみんなでの夕食を終えて、任意の招集をかけました。
 この濃厚なNY滞在の3日間のことを自由に語り合いたい人はご自由にどうぞ ということです。翌日は貸切バスでJFKエアポートへ行って帰国するだけですから・・・

 最初は私とパスター・Kの2人だけでした。
 しかししばらくすると、シャワーを浴びたあとや、最後のショッピングから帰ってから、とか続々と人が集ってきました。

画像


 最初のうちはみんな思い思いに談笑していましたが、もう20名以上がそう広くはないツインルームにつめかけて来たので、ひとりひとり自由に話してもらうことにしました。

 どの話も、今回のツアー中に訪れた場所で体験したことを通し、普段の仕事の場や日常生活の中ではなかなか吐露することの出来ない、心の深い場所にある部屋を開けるような告白が続きました。

 ツアー中に危篤だったお祖母さまが亡くなられた人。
 人はいつか必ず死を迎えること、とNYの黒人教会で全身全霊で賛美し礼拝する人々を見て、ゴスペルが半端なものじゃないことを感じたようです。それをじっくり消化するにはまだ時間がかかるようですが、かけがえのない体験だった・・・と。

 傷ついたり傷つけたりするのがどちらも嫌で、深い人間関係を避けてきたという人。それが彼女のトラウマでもありました。
 ただドニーに会いたくて単独参加を決めたけれど、知らない人たちとの団体行動がちゃんとできるのか不安で仕方なかった。
 でも行く先々で心からの笑顔で歓迎してくれるHIV感染者の方や、メロディーさんやグレゴリーさんやドニー師の教会の方々・・・ そしてツアーメンバーの一人ひとり。

画像


 彼女の心は徐々に溶かされていったのです。

画像


 ツアー中に「初めの愛に返れ」という、本当に思いがけない神様からのメッセージを受け取り、ただただ感謝感謝だったという秋田から単独参加の人。
 ゴスペルを歌う私たちもこのような子供のような喜びをもって賛美しつづけるべきだなと改めて思わされたと語ってくれました。

 教会では心の中にある本音を語れるのに、家族にはなかなか話すことが出来ないし逆に全く理解してもらえないことで傷ついて参加した人。

 異性との交際に傷つき、仕事に逃避して心も身体も病み、疲れきって全く無気力な日々を送っていた中、久し振りにインターネットを開いて見つけたNYゴスペルツアーの記事。
 その時にわらにもすがる思いで参加メールを送ったという人。

 何をするにも自信がなくて、劣等感の塊。しかも職場でいじめのような仕打ちにあい打ちひしがれている中、声をかけられて参加したという人。

 どの告白も心震えるものでありました。

 きわめ付けはBro.Tats(塩谷達也)の涙ながらの証しというか告白です。これは以前キリスト教放送局FEBCで放送されたものを編集した記事の抜粋ですが、この夜語った彼の話と同じなので引用させていただきます。
 
 僕が小学四年生のときに両親が離婚したんですね。父が借金抱えてサラ金に追っかけられたりして、逃げるように僕と母と姉と猫とで…。
 僕は母が好きだったので、その母が苦しんでるのを見てたんで、親父に対しての憎しみっていうのはすっごく強くて。その思いを音楽にぶつけたんですね。
 「このやろー」っていう、ネガティブパワーっていうんですかね。
 親父も本当に辛い生い立ちを持ってまして。親父は両親を知らないんですね。
 だから「俺はどうせ…」っていうものを持っていて。人に迷惑をかけても不思議なくらい平気なんですよね。

 ある時、その頃僕はミュージシャンとして活動していて、コンサートの移動中に、母親から携帯に電話がかかってきたんですね。
 父の実の母親っていう人が亡くなって、親父はどこからかその情報を得たと。でも親父のお母さんは新しい家庭を作っていて、孫もいて、親父はいないことになってるんですね。
 それで「俺が突然その葬式に顔出してもパニックになるだろうから、一人で墓参りでも行きゃあいいと思ってるんだ」
 って親父が言ってたって母が言うんですよね。僕はもうずっと親父を憎んでたんで、「あ、そう」ぐらいな感じで…。

 でも一人暮らししてたアパートに戻ったら、ふと魔が差したのか、それまでの俺としては一番やってはいけない、親父の身になっちゃったんですよね。
 「一人で墓参りすりゃあいいんだ」って言ってる親父の気持ちが、洪水みたいにブワーッて来ちゃったんですよ。
親父っていうのは本当に寂しい、もうとにかく寂しいって…。涙が出てきたんですね。親父のことで泣いたこともないし、泣いてはいけないと思ってたんですけど。

 ちょうどその半年くらい前から、なぜか、先ほどお話しした大学の友人のお父さんが牧師の教会に何回か顔出し始めてたんです。そのとき、罪の話とか十字架の話とか聞いてもまったくわかんなかったんですよね。

 でもアパートで一人で親父の気持ちになっちゃってる時に、よくわかんないんですけど「ごめんなさい」っていうのが出てきたんですよ。
 祈り方とかもわからないので、
「神様、ごめんなさい。これがあなたの言っている罪っていうんだったら、赦してください」とだけ言ったんですよね。

 それまでの俺っていうのは、親父に「自分がされたこと」っていうのを握りしめてきたんですよ。だけど親父がされたこと、傷ついたことっていうのは一度も考えたこともなかったし、自分のことしか考えてなかったんですよ。これが罪かって思ったんですよね。
 それで「ごめんなさい」っていう言葉がバーッと出てきて、祈ったというか叫んだというか。
 そうしたらば、本当に不思議な感覚だったんですけど、それまで自分で子どもの頃から頑張ってきた肩の重荷が降りたような感じがしたんですね。僕はあの時に救われたと思うんです。その年のクリスマスに洗礼を受けたんですけど。

 だから僕はもう黙ってられないですよね。いろんなところで「すごいぞ、イエス様は」って言いふらしてんですよ(笑)。
 それはもう俺の人生が変わったんだっていうことです。だから親父にも伝えてるし…。

 僕の家族、親戚は親父に迷惑をかけられっぱなしなので誰も連絡したくないんですよ。僕は自分が救われてから、だんだん親父を許すっていうのが自然にできるようになって。これは奇跡だと思うんです。
 
 みんなが負っている傷、痛みを代表するような告白と、その傷を癒し回復させるJESUSの愛に感涙が流れるのを止めることが出来ませんでした

 最後に美和ちゃんも、ボロボロに泣きながらみんなに・・・
 みんなが語ってくれたこと、私も全部経験してるからすっごくその痛みがわかるの。
 私も高校中退して、ボロボロに傷ついて引きこもって何も出来なかった時期もあるし、いろいろな語り尽くせない壮絶な経験してきたから。
 でもJESUSはそんな私でさえも、引き上げて助けて癒して下さったの。だからみんな大丈夫だよ。主はあなたを愛しているからここに連れてきてくれたのよ。 もうハレルヤーって叫びながら走り回りたいくらいなんだけど、ホントは

画像

 そのまま涙の中、4つほどのグループになって祈りに導かれていきました。
 私はたまたま自分のグループになった方々一人ひとりのために祈らせていただきましたが、やはり自然とそれぞれが抱えている痛みと傷からの解放について導かれました。

 気がつくともう朝の5時。

 みんなまだ帰りたくない・・・という思いを抱えながらも10時の出発まで束の間の休息。

 集合時間にはみんな元気にそろって帰国の途についたのでした。

画像
               (成田到着後、感謝の祈り)

 最後の夜にはさすがにお疲れでお休みになっておられたツアー最長老・アラウンド70のマーシーさん。ツアー出発の数日前に洗礼を受けられたという人生大逆転ホームランを地でいく素晴らしい方のメールを最後に紹介させていただこうと思います。

画像

ハレルヤ!!! 神の み恵みに感謝します。
N・Y Gospel Tour ありがとうございました。感動の一週間でした。
皆様のお蔭で私の人生の第4楽章も至上の愛で満たされました。
感謝!感謝!感謝!
・・・・・
夢見たブラック・ゴスペル・チャーチの神聖なそして活力ある息づかい!!
”生きていてほしい”の願いに満ち満ちた HousingWorksでの出会い!!!
メロディー&グレゴリー両氏の喜びと聖霊あふれるワークショップ!!!
ハーレム地区で触れ合ったアフリカン・アメリカンの原点!!!
 ミュージカル・街角のただ住まい・苦難の歴史館・篤き信仰心・・・・。憧れのニューヨーク訪問!!!
 摩天楼、肌で感じる街に溢れるエネルギー、親友との約束の地・・・・。
ドニーさんの賛美の迫力に触れ、美和さんの天にまで届くディレクションに従い、達也さんの心に染みる Just For Me にやすらぎを感じ、コウシさんの人を包み込むTbの角笛賛美に感嘆し、素敵な通訳・ピアノ伴奏 等々に支えられ、そして JUGCの皆さんの元気な歌声に励まされ・・・・・・・・・。
JUGCの優しさと恵み溢れるクルーとの出会い!!!
 神様が計画された『美和の箱舟』の一員に”Unclean Animal” としてですが選ばれた幸せ。
 道中JUGCの数人の方々に心温まるお話をしていただき、人生観もまたあらたにすることができました。感謝です。
 ココロの心こもる歓迎振りにも大感謝。穏やかな岡田圭さんに”神の光”を感じました。
 人生で初めての”証”に不安、でも圭さんの”目の光”に導かれ・・・・。感謝です。
 人生晩年になって、”心の貧しさ”に気がつき悔い改め始めた私には、あまりにも分不相応な神様からのご褒美の数々。喜びをもって感謝!感謝!感謝!


よろしければワンクリックお願いいたします!
にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ
にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 5
ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
心の傷とその癒し 1
 最近、心に深い傷を持った人が何と多いのだろう・・・  そう思わされています。  表面上は快活で精力的に見える人でも、あえてそう自分を鼓舞することで傷を隠していたりします。 ...続きを見る
Tama’s ゴスペラー日記
2012/03/17 18:35

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
心をグサって撃たれました......
凄い証ですね―(*´◕ฺ∀◕ฺ从◕ฺ∀◕ฺ`*)―

一応,Midoriも塩谷兄弟と一緒でに受洗したんですけど,こんな辛い経験をしている兄弟姉妹を思うと,Midoriは分かち合う気持ちが大事やなあと思いました
仲野 碧
URL
2009/10/27 13:15

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
NY最終夜 痛みと傷から解放 Tama’s ゴスペラー日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる