Tama’s ゴスペラー日記

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zoom RSS ゴスペルミニストリーの弱点と次のステップ

<<   作成日時 : 2012/04/29 01:01   >>

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 キリスト教の文化的な背景が全くない日本において、ブラックゴスペルミュージックが果たしている役割とその意義はまことに大きいものがあります。
 そのことについては過去にこのブログでも何度も取り上げて来ました。簡単にまとめると

1.「ゴスペル」という言葉が一般に定着した 
 カッコいいブラックミュージックの一ジャンルとしてFMや有線で普通にかかるようになりました。またゴスペルミュージックに傾倒した日本人アーティストが多数メジャーになりました(MISA,ゴスペラーズ,絢香,AI,福原美穂etc.)。

2.ノンクリスチャンにゴスペルミュージックが歌われるようになった
 音楽教室のプログラムに加えられ、サークルなどもたくさん出来ました。

3.教会でゴスペルがミニストリーとして用いられるようになった
 アメリカでは教会がルーツであり、今もベースは常に教会であるゴスペルミュージックが、日本では「一般市場」⇒「教会」という逆のパターンで入ってきました。

 というような特徴と流れがあるように思います。

 私が携わっている中央福音教会のゴスペルミニストリーはこのような流れの中で、9年前にICGCが誕生したことからスタートしました。
 その当時から教会の伝道活動であることが牧師・役員会総意で確認されて祈られ、運営され、必ず伝道師の関口先生が聖書からメッセージを取り次ぐことを継続してきました。

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 これには今私も神学生として月2回メッセンジャーとして加わらせていただき、ICGCが続く限りやめることのない柱であると断言することが出来ます。

 しかし現在日本のゴスペルミニストリー全体を見渡してみると、教会で行われているゴスペルクワイヤーは増えてきたけれども、意外なことに牧師や伝道者のメッセージが定期的に語られている所は多くありません。
 その原因はいろいろ考えられますが、大きく分けると人材不足意識不足の2つではないかと思います。

 牧師というのは想像以上に多忙であります。
 私も神学生になり、牧会論を学んで初めてわかったことがたくさんあるのですが、通常教会に集まっている信徒からは見えないところで説教準備、学び、祈り、とりなし、訪問、面談、会合、事務処理など本当に多岐にわたる仕事があるのです。
 ゴスペルミニストリーが異教の因習に支配されている日本人の救いに大きな力を持つ、との認識を持っていなければ、牧師がそれに積極的に関わっていくことは出来ないでしょう。
 音楽的な好き嫌いも手伝い、案外ゴスペルミュージックについて過小評価している牧師は多いと実感します。
 その結果、教会でゴスペルクワイヤーが始められたとしても、外部から呼んできたディレクターや信徒であるリーダーに丸投げ状態ということが起こります。

 ゴスペルクワイヤーをまとめて音楽的に練り上げていくことは特殊技能です。誰でも出来るものではありません。奏楽者しかり。またしっかりとした福音的信仰を持っているとなるとさらに人材は絞られてしまいます。
 出来る人が限られているわけですから、その技能のあるディレクターとピアニストは大体複数のクワイヤーを掛け持ちすることになります。
 このような状況下にあるディレクターが、クワイヤーメンバーひとりひとりの霊的内面をウォッチして救いに導く役割を担うことは大変難しいと言わざるを得ないでしょう。
 現在用いられていて信仰をしっかり持っているディレクター達も、ほとんどの人は聖書の御言葉を伝える訓練をしているわけではないので、歌い方、発声法、感情の入れ方、歌詞の概要を伝えることは出来ても霊的な導きは出来ません。気張ってうろ覚えの知識で聖書を語ろうとして、教理的にまったくでたらめなことを話しているなんてことも起こるのです。
 そういうことからもやはりミニストリーとしてやる以上、絶対に牧師・伝道者が重荷を持って関わるべきなのです。

 幸いにして数年前から、ゴスペルミニストリーから救われた人の中から献身者が起こされてきました
 渡米前には中央福音教会で奉仕してくれた藤波慎也さんがそうですし、中央福音教会のゴスペルミニストリーのパートナーである塩谷美和ちゃんがおととし中央聖書神学校の通信科に入学。

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 私はゴスペルミニストリーを通して救われたのではありませんが、ゴスペルミニストリーのリーダーとして仕えるうちに、主から押し出されて美和ちゃんと同様、昨年中央聖書神学校の通信科に導かれました。
 更に今年はウチの教会からもう一人、ナオこと松田直之君が献身しました
 彼は最初にICGCに導かれてメンバーになったもののいったん嫌気がさして飛び出しちゃいました。しかし不思議なことに地元の逗子の教会で救われ、またいろいろな出来事が重なってICGCに戻り、教会も中央福音教会に転会して中央聖書神学校に導かれた人です。
 彼の入学はこの春一番嬉しく感動した出来事でしたね

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           (神学校入学式で 中央が松田兄)

 そして仙台のゴス友のOさん京都のゴス友のNちゃんもそれぞれ福岡と札幌の神学校に入学 2人ともゴスペルミニストリーから救われた人です。

 こんな言い方はおかしく感じるかもしれませんが、今こそゴスペルクワイヤーには「本物の福音」が必要なのです
 
 今日本のゴスペル界では音楽的には素晴らしい賜物を持ったディレクター、ミュージシャンが増えてきました 
 塩谷達也&美和、松本優香、黒澤まりさ(シンガー&ディレクター)、小林義宣(総合プロデューサー・ピアノ)、下久保昌紀(ドラム)、堀木健太(ベース)・・・ 池袋のゴスペルミニストリーに直接・間接に携わってくれている顔ぶれを見てもそうそうたるメンバーですよ 彼らはみんなプロで活躍している人たちですし、池ゴスの働きに関わっているアマチュアのメンバーも素晴らしい賜物が与えられた人たちばかり。しかも全員がクリスチャンです。

 あとはこの「ブラックゴスペル」という神が日本に与えて下さった救いのためのツールに捕えられた者の中から、大胆に正しい福音を語る者が起こされることが急務なのです。
 いや、すでに神は起こしてくださっています。起こしてくださっているから献身者がこれだけ押し出されているのです。
4:2御言を宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても、それを励み、あくまでも寛容な心でよく教えて、責め、戒め、勧めなさい。 4:3人々が健全な教に耐えられなくなり、耳ざわりのよい話をしてもらおうとして、自分勝手な好みにまかせて教師たちを寄せ集め、 4:4そして、真理からは耳をそむけて、作り話の方にそれていく時が来るであろう。 4:5しかし、あなたは、何事にも慎み、苦難を忍び、伝道者のわざをなし、自分の務を全うしなさい。
(テモテへの第二の手紙4:2〜5)

 そうです。ゴスペルミニストリーはゴスペルミュージックの素晴らしさを世に広めるためのものではないのです。神の御言葉を述べ伝えるため、神ご自身が日本に下さった特別な方法なのです。
 
 上記の第二テモテの御言葉を鍵句として、次回も引き続き述べていきたいと思います。


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