Tama’s ゴスペラー日記

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zoom RSS 50年の重み

<<   作成日時 : 2011/11/26 19:55   >>

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 小学校から高校まで男子校で過ごした私は、大学で初めて同世代の女の子が身近にたくさんいるという衝撃体験をしました。
 それまでグレーだった景色が、急に総天然色に変わったのを鮮烈に覚えています。ことさら立教だったので、女の子が華やかなんですよ
 私は旅のサークルに入り、クラスの女の子とも恋愛もし、大学生活を謳歌し始めました。コンパと称してみんなで酒飲んでバカ騒ぎしたりして、今思えば何にも考えてないバカな大学生でしたね。

 しかし何がきっかけだったか全く覚えていないんですが、1年生の途中から「福音キリスト者聖研会」(通称:RGL)という、名前からして超固いサークルにも出入りするようになったんですね。
 私は中学3年の時に洗礼を受け、教会にも毎週通っていましたから、同世代のクリスチャンが集まっているならいいんじゃないか・・・ そんな軽い気持ちでそこに行ったのかもしれません。

 5号館と言う建物の横に、今にも崩壊しそうなおんぼろの2階建て部室棟があって、そこにRGLの部室がありました。
 そこには立教生のイメージとは程遠い、地味でまじめーな学生たちが集まっていて、真剣に聖書を学び賛美を歌い、イエス・キリストのことを語り合っているのでした。
 立教はどちらかというとリベラルな聖公会が母体ですが、RGLはプロテスタントの超教派で福音主義のクリスチャンの集まり。私は福音主義であってもペンテコステの教会のクリスチャン。カトリックこそいませんでしたが何だかクリスチャンのごった煮みたいな感じで、今まで経験したことのない不思議な雰囲気でした。
 でもそこで初めて自分の所属教会以外のクリスチャンと腹を割って話し、時には論争しながらもお互いを理解しようと努力したこの時代が、今の私に大きな意味を持っているということがわかります。
 結局そこで妻にも出会いました。

 その懐かしいRGLの創立50周年記念の同窓会が11月23日、母校でありました。

 まず感謝礼拝。そして懇親会という2本立てのプログラム。

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 聖公会の大学チャペルに50名近いOBが集まり、私の同級生である久遠キリスト教会牧師の三浦(同級生なのであえてここでは呼び捨てにさせてくださいm(__)m ) の司会で礼拝が進められました。
 聖歌480番「輝く日を仰ぐ時」をこの場でパイプオルガンの伴奏で賛美するだけで、うるっと来てしまいましたねぇ・・・。
 そしてメッセージに立ったのは1962年卒である日本基督教団赤坂教会牧師の姫井雅夫先生でした。

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 先生は企業の第一線でバリバリ働いて出世してやろう!との意気込みで経営学科に入学。
 そんな折に同級生から「ただで英語を学べるところが学内にあるから行ってみよう。」と誘われ、門をたたいたのがRGLでした。
 そこではアメリカから来た日系人の宣教師・久芳(くば)先生ご夫妻が英語で聖書を教えておられました。キャンパス内だけではなく自宅でもイングリッシュバイブルクラスをやっておられ、その時には食事も頂けるということで、姫井青年は喜び勇んでお邪魔したそうです。
 しかしその日に限ってクラスが終わっても何かのトラブルで食事の準備が遅れていて、お手伝いさんから
「まだかなり時間がかかりそうなので、もし時間のない方はまた次回に・・・」
と言われてしまいました。
 でも姫井青年は帰ってもすることもないし、待っていればいずれ食べられるのだろうと考え、他の学生は全員帰ってしまったけれどもお宅の本棚をあてもなくぼーっと眺めていました。

「Oh! ヒメイさん。あなた、まだいたんですね?」

 そんな彼にMrs.久芳が声をかけてきました。そしてこう尋ねました。

「神は、あなたを愛しておられ、あなたの人生にすばらしい計画をお持ちです。でもあなたは罪を犯して、神から離れてしまったので、神の愛と計画とを知ることも、体験することもできません。
 イエス・キリストだけが、人の罪を解決するお方です。あなたもイエス・キリストによって、神の愛と計画とを知り体験することができます。あなたは、イエス・キリストを罪からの救い主、主として受け入れる必要があります。このことがわかりますか?」


「ええ、わかります。何度も聞いていますから。」

 Mrs.は毎回のバイブルスタディーで様々な聖書の箇所からメッセージをしてくれましたが、どんな個所からのメッセージでも結論は毎回これだったそうです。

「では自分の罪を認め、イエス様を信じましょう。」

「いやいや、そうおっしゃっても、私はちゃんと真面目に授業に出てしっかり勉強しているし、将来には大きな夢もあります。今までの人生は自分の努力で思い描く通りになってきました。ですからこれからもその通りになるはずです。今のままで大丈夫です。」

「あなたは私の話わかっていません。」

「じゃあどうしたらいいんですか?」

「RGLに通い続けなさい。」

 そんな会話をしているうちに食事の準備が出来、待望の時間がやって来ました。そしてMrs.が捧げる食前の祈りに合わせ、「この祈りが終わったらご馳走が食べられる!」と思って勢いよく「アーメン!!」と唱えました。
 しかし、Mrs.はじっと目を閉じたまま祈りの姿勢を崩しません。姫井青年はどうしたものかわからず、同じようにうつむいてしばらく静かにしていましたが、一向にその姿勢を崩そうとせず、Mrs.は深い祈りに導かれているようでした。
 彼はどうすることも出来ず、仕方なしに祈りの姿勢で目を閉じるしかありませんでした。すると静まった心の中に何かが触れてくるのがわかったのです。そして自分の汚れや弱さや自己中心な思いなどが次々に浮かび上がってきました。

 どのくらい黙想していたのでしょうか。
 静かな沈黙の時間がこうべを垂れる2人の間に流れ続ける間に、聖霊が彼に触れて下さったのです。
 やがて、彼の口から先ほどの祈りの「アーメン!!」とは全く反対のか細い声が漏れてきました。

「イエス様。私はあなたから離れていた罪びとです。あなたを信じます。私をお救い下さい・・・」

 そう途切れ途切れに祈り、顔を上げてみると、Mrs.がその瞳から大粒の涙をポロポロ流して彼を見ていました。

 この日から姫井青年の人生が180度変わったのです。
 企業戦士として競争社会に勝ち抜き、功成し名を上げるを目的とした人生から、キリストのために生きる人生へ。

********************************

 感動しました。
 RGLという大学の1サークルを通し、主が起こしてくださった救いの御業。実はRGLのOB・OGからは20名以上の献身者が輩出されており、また在学中にRGLに導かれたことによって回心した人は数知れないのです。

 私の在学中はホントに適当なクリスチャンでしたが、それでもここでの交わりは忘れられません。
 幸いなことに、一緒に活動をした代の先輩後輩が一番多く来ていたんじゃないかなー。中には卒業後初めて再会した同じアッセンブリー出身の姉妹にも会えて感動。

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 みんな私のことを
 
「変わんないねぇ」

 って言ってくれるんですが、みんなは随分老けちゃったなぁっていうのが率直な感想でした。それもそのはずでね、みんな卒業して25年前後も経ってるんですからね。
 それでもみんながちゃんと信仰を持ち続けて、生き生きと歩んでいることに大きな励ましを受けました
イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変わることがない。
(ヘブル人への手紙13:8)

 まさにこの御言葉が確実であるから、イエス・キリストに従う者たちも長い年月を経ようともその生き方がぶれない。大先輩の方々にお会いしてもその意を強くするばかりでした。

 目を転じると懇親会場の一画には、部室に置いてあった自由帳や合宿や集会で使っていた賛美集が展示されていて、これにも驚きました。

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 後輩たちはよく保存してくれてたなぁ この写真の文集は私が編集したもののようで、表紙のサインが今と同じで笑っちゃいました

 懇親会の開始も、〆も祈りです。

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 これも本当に大きな恵みですね。
 
 私は幼いころからミッションスクールに入れられ、教会に強制的に通わされるようになりましたが、その結果救いを体験してクリスチャンになりました。
 ですから大学でもただの軽い怠け者の学生だけでは終わらず、RGLという素晴らしいミニストリーに属する事が出来たわけです。
 今思えば、現在させていただいているゴスペルミニストリーに間接的に大変役立っているわけで、主の憐れみと偉大な恵みに身震いする思いです。

 懇親会後は先輩の牧師夫人と個人的に祈り合うことも出来、主を中心とした交わりの素晴らしさを体験し続けた素晴らしい1日でした。


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